野球の部屋

MLBマイナーチーム削減

  • 野球よもやま話
  • 著者:若林憲一
  • 日付:

先日のニュースにMLBが所属するマイナーリーグの削減案を提示したとありました。骨子は、
①全マイナーリーグ(160チーム)の26%にあたる42チームを削減
②削減対象は、ルーキーリーグなどの下位にあたるチーム
③ドラフトも現40巡から20巡までに減らす
④1球団が持つマイナーリーグの階層を現状の7~9から5階層に限定する
ということです。
この削減案が実現すると、1000人以上の選手と球団スタッフが仕事を失うとありました。削減の理由としては、マイナーリーグ選手たちの待遇の改善やマイナーリーグ施設をMLB傘下に相応しいレベルにすることです。たしかにマイナーリーグの選手は、ハンバーガーリーグなどと呼ばれ食事や移動も過酷な条件下でやっています。しかしそのようなハングリーなところに置かれた選手は、死に物狂いで頑張って一流のメジャーリーガーを目指していることも事実ですね。この提案には、マイナーチームのある地元などから反対の声も上がっています。施設の充実、給与水準の引き上げなど良い面もありますが、すそ野を広げるほうが、人気を得ることや選手の動機付けにもつながります。日本の現状はどうでしょうか?独立リーグの四国アイランドリーグをはじめBCリーグなどが着々とチーム数を増やしリーグの運営に当たっています。また、沖縄には、初のプロ野球チーム(NPBではない)が発足しました。それぞれのチームは、経営的には大変な面もありますが地元と密着した市民球団を目指しています。プロ野球OBが指導者を務めたりプロ野球チームとの試合を行ったりするようになりました。また、プロ野球チームからコーチを派遣している球団もあります。球団経営には難しい問題が山積しますが、すそ野が広がるのはよいことではないでしょうか?独立リーグは、環境は厳しくても若いうちは野球を続けたいという若者が夢を膨らませることができる場所です。プロ野球には、毎年独立リーグ出身者がドラフトで指名され、いまや大金を稼ぐ選手もいます。夢を実現させたということでしょね。日本では、NPBを目指すために独立リーグで頑張っている選手がいます。アメリカのマイナー選手も同じ気持ちでしょう。なんとか良い方法で解決してもらいたいですね。

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