野球の部屋

心強い捕手の存在

  • 野球よもやま話
  • 著者:若林憲一
  • 日付:

前回、ミスが試合の流れを変えるというお話をしました。今回は、逆にミスを防いだ小林捕手に注目しました。WBCで侍ジャパンが2次ラウンドでの接戦を制した功労者に小林捕手が挙げられます。バントを失敗した後のセンター前ヒットから調子が上向きになった打撃はもちろんですが、注目するのは、捕手としての守備力です。最初は、しっくりいかなかったリードと捕球が心配になりましたが、試合数をこなすうちに落ち着きが出てきました。キューバ戦、オランダ戦での厳しい試合でも3塁にランナーを置いた場面で日本投手の低めにコントロールされたフォークボール、チェンジアップを要求しワンバウンドでも後ろにそらすことはありませんでした。この地味でも堅実なプレーが勝利に導いたのではないでしょうか?アマチュア野球では、2死でも3塁にランナーを進める戦法をとることがありますが、パスボールやボーク、エラー、内野安打でも1点が取れるからです。逆にバッテリーは、パスボールを嫌い低めを狙うフォークボールなどが投げづらくなります。豪快なホームランでも1点、2死3塁でパスボールでも1点なのです。低めを狙いワンバウンドするような投球でも必ず止めてくれる捕手がいることは投手としても心強いですよね。

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