野球の部屋

サイン盗みも最先端技術???

  • 野球よもやま話
  • 著者:若林憲一
  • 日付:

レッドソックスが、腕時計型端末「アップルウォッチ」を使用して不正に捕手のサインを盗み選手に伝えていたことが発覚しました。ベンチ内のトレーナーが同端末でビデオ担当から情報を受信し、選手へ合図を送っていたというようです。MLBのコミッショナーは、サイン盗みが「野球の一部」でそれを禁じる規則はないとしながらも「球種を把握する行為がエスカレートしてほしくない」と、大リーグ公式サイトにコメントしました。今までは、サインを解読し打者に伝える方法としてセンターバックスクリーン近くから捕手のサインを解読しメガホンなどで打者に知らせたりコーチャーやベンチがサイン解読した場合は、「カーブは、サー行け」「ストレートは打て、打て」などと大声で伝える方法がありました。セカンドランナーが捕手のサインを解読し手でヘルメット、肩、ひじなどに触れ打者に教えたこともありました。最近でも高校野球で疑わしい行為を注意されたことがありましたね。高校野球の場合は、「走者やベースコーチなどが、捕手のサインを見て打者にコースや球種を伝える行為を禁止しています。もしこのような疑いがある時、審判員はタイムをかけ、当該選手と攻撃側ベンチに注意を与え、すぐに止めさせる」ことになっています。 プロ野球では、70年代のパ・リーグに結構あったようです。コーチャーやランナーが声で教えるというのは通常のことで球場のバックスクリーンのスコアボード裏にそれらしき人がいたという噂もありましたし、バッターボックスに電線が埋め込まれていて電流で知らせた(真偽はさだかではありませんが)などということもありました。対抗策としてバッテリーは、わざと反対の球種やコースに投げて混乱させることもありました。そのせいもあってか簡単に解読出来ないサインの複雑化が進みました。(足し算、引き算、イニングごど変える、逆のサインを出すなど)また、投手と捕手がグラブに乱数表を付けてサイン交換をすることもありました。これは、一球を投じる時間が延び試合時間が長くなることから時間短縮のため禁止になりました。サインを盗まなくても球種などがわかる場合があります。投手の癖を見抜くのに長けている選手やコーチもいます。球種によりグラブの角度が変わる、ひじの角度が変わる、アゴの位置が変わる、モーションによってストレートと変化球が変わる、、などです。これらは、事前に打者に伝えることで打者自らが判断することもできます。これは、違反でもなんでもありません。ですから投手は球種により癖が見抜かれないように注意しています。現在プロ野球では、違反した場合は、球団社長、球団代表、当事者などに処分が下されます。私の場合は、コースよりも球種がわかると打ちやすかったと思います。しかし逆に来ることもあるのでチームメイトには、迷うから教えてくれなくてよいと宣言していました。球種、コースが分かっていれば打ちやすいことは事実ですが全然違うボールがきたら手が出ませんしその通りに来ても打ち損じをすることもあります。自分自身で投手の癖や捕手の配給などを読み取り自分の技術を信じてボールに対応できることが一番ですね。

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